基本設計
お打合わせを重ね建物の基本的な間取りや外観を決定いたします。

太陽光発電、蓄電池などの採用する建築設備についてもこの段階で決めます。

ここでのポイント!
1、2回でのお打合わせで決まることはありません。最初はもやがかかったような家作りも、
打合せを重ねる毎にはっきりとした物になっていきます。時間をかけて理想の家を作って行きましょう。お打合せはCGパース又は模型などにより進めていきます。
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 多くの人にとって家づくりは初めての事。家づくりを進めていくと色々な初めてにでくわします。そんな時、何をどうすればよいのか分からず不安になることもあるかもしれません。
 ここで
は、「楽しい家づくり」をしていく上で注意しなければならないことや進め方などを、家を建てようと思ってから、住み始めるまでの家づくりの流れに合わせて「ここでのポイント」として解説しています。

(※ここに記載している家づくりの流れはSai Designに設計をご依頼して頂いた場合の標準的なスケジュールに沿って作成しております。ハウスメーカーや他の設計事務所によって異なります。)

地盤調査
建築地盤の強さを調査します。
(建物の構造や敷地の状況により調査する時期は異なります。)

ここでのポイント!

調査内容によっては地盤改良(地盤を強くする工事)が発生する場合があります。一般的には土地を購入する時点ではほとんどの場合地盤の調査はされていません。
ただ分譲地や開発現場などで廻りで建築している現場などがある場合はそのデータから予想できる場合もあります。土地の販売業者にご相談してみると良いでしょう。
アフターメンテナンス
竣工後は施工業者の1年点検時に立会い、状況に合わせて必要なアドバイスをさせて頂きます。その後もお施主様とともに建物の成長を見ていきたいと思います。

ここでのポイント!

入居後は建物の下地や仕上げなどがなじんでいないため不具合が出る場合もあります。建具の調整やクロスの目地補修などが必要となることは多いです。
建設会社によって違いはありますが半年、1年など期間ごとに定期検査を行います。
仕上材や設備機器などはメーカーや建設会社が定めた保証期間がありますので、不具合が見つかったら出来るだけ早く施工業者に連絡を取りましょう。

工事完了
途中数回の現場検査を経て工事完了となります。

完了時には行政機関の検査の他、設計事務所検査、建て主による検査をします。
不備などがあれば手直しをします。

ここでのポイント!
工事完了時の検査ではクロスや照明器具が希望したものになっているか、照明や給排水、その他の設備がちゃんと作動するかなどを確認します。建具の調整などすぐに直せるものはいいのですが、手直しに時間がかかるようなものは住み始めてからでは大変ですのでよく確認しましょう。
地鎮祭
工事に先立ち工事の安全を祈願します


ここでのポイント!

地鎮祭の費用は建設費用には含まれておりません。神主の手配や、お供え物なども本来は建て主が用意します。ただ別途費用になりますが神主さんなどは建設会社にお願いすれば手配手配をしてくれます。場合によっては全てお任せ出来る場合もがあります。
それと、ご近隣へのあいさつは出来れば先に廻っておくとよいでしょう。
間取り計画
土地の状況や法的な制限を考慮しながら間取りを入れてみましょう。

ここでのポイント!

土地が完全に決まっていなくてもお目当ての土地があったら、一度間取りを入れてみたほうがいいでしょう。そうすることで希望の間取りを入れてみると思いのほか庭が取れなかったり、逆に土地が広いようならもう少し面積の小さい土地を検討しその分の資金を他に回すことができたりと、いろいろわかってくるものです。
建設会社が決まっているようであれば間取り図をもとに仮の見積もり(あくまで概算)を取るのもよいでしょう。
 自分で間取りを作ってみる場合はこちらの間取りの学校
 当社に間取り作成を依頼される場合はこちらの間取り工房

引き渡し
建て主による検査の指摘事項などを修正したら引き渡しとなります。

引き渡し時は、住宅設備などの取扱説明、保証書や鍵の受け渡しなどがあります。
工事着工
地鎮祭が終わればいよいよ着工です。

建物の工事状況の確認や仕上げ、設備の決定など1~2週間に1回程度の間隔で工事業者と打合わせ(定例会議)をしながら工事を進めていきます。外壁の色を決める時や照明位置の確認など、必要に応じて建て主にも打合せに参加して頂きます。

ここでのポイント!
工事は建築主+設計事務所+施工業者の連携のもと進めていくものです。
お互いが協調しあいながらより良いものを作ろうとする意思の疎通がないと良いものはできません。
また、工事を進めていく中で現場の様子を見に行かれることも多いと思いますが、その際現場の職人などに直接変更や希望を伝えたりするとトラブルの原因になったりしますので、必ず設計事務所か現場担当者に話をしましょう。

※このスケジュールは標準的な木造2階建ての場合を想定しております。
  構造、規模、階数などにより変わります。

入居
いよいよ入居です。
建物は完成が最終ではなく、生活をしていくことで家(ホーム)になると考えています。
じっくり時間をかけてご自分の『家』を作り上げていってください。
登記などの諸手続き
土地や建物の登記を土地家屋調査士、司法書士などに依頼します。
上棟式
上棟(じょうとう)は建前(たてまえ)ともいい、棟木(一般には屋根の一番高い所の梁のような部材)を取り付けることをいい、この時に家の繁栄をお祈りするのが上棟式です。

その後、建て主が職人の労をねぎらうために宴を開くこともあります。一日で屋根までの骨組みが出来上がる様は感動的。

ここでのポイント!
上棟式は現在は行わない場合も多い。昔は宴会なども頻繁に行われていましたが、最近では特に何も行わない場合や、最後に建て主からご祝儀だけを出す場合など色々です。
時期とやり方は建設会社と相談するとよいでしょう。
見積り・入札・工事請負契約
実施設計図が完成すると建設会社に見積もり依頼をします。
建設会社が決まっている場合以外は大体3~4社ぐらいに見積りを出します


ここでのポイント!
工事業者の決定は建て主の判断で決まります。
とはいえ建て主が見積書などを見て判断するのは容易なことではありません。設計事務所に設計監理を依頼すれば見積書のチェックや業者選定の助言などをしてくれます。建て主はそのアドバイスをもとに業者を決定します。

設計事務所を介さず
建設会社に見積もりをお願いする場合は、総額だけではなく、見積りの内容まで確認しましょう。仕様はもちろん水道などの引込み費用は入っているか、登記費用などは別途なのかなど、入っている物と入っていないものをよく確認しましょう。
実施設計
基本設計にそって工事業者に設計意図を伝えるための詳細図面や、電気、建築設備などの設計図を作成します。
キッチンやお風呂、そのほかの設備などもこの時点で決めます。
ここで決めたキッチンやお風呂などは工事を進めていく中で最終確認をします。
設計契約
ご相談、面談して頂いたお客様で設計の考え方や、料金などにご納得して頂けましたら設計契約となります。

間取り工房をご利用のお客さまで設計契約をして頂いた場合は間取り工房の費用は設計料に充当させて頂きます。

資金計画
家づくりには土地代と建物建築費以外に色々な費用が掛かります。
銀行などで融資をお考えならこの時期に一度相談しておきましょう。


ここでのポイント!
土地を購入する場合、水道や、ガスなどが引き込まれていない場合などは、引き込む費用を建築費用に見ておかないといけません。
そしてハウジングメーカーなどの標準建設費用には持込みの家具やカーテンなどはもちろん、照明器具(個室の後付けできるタイプの照明器具など)、外構工事、などは別途になっている場合が多いので注意が必要です。
それから登記費用、地鎮祭などの式典費、引っ越し費用などいろいろ掛かります。建て替えの場合は仮住まいの費用や、解体の費用も考えておかないといけません。
今の段階では後で驚かないように、土地代+建築費用以外にもかかる費用があることを理解しておくことが大切です。
夢を膨らます
まずはどんな家がいいかネットや雑誌でいろいろとみてみましょう。
部屋数や、広さ、付けたい設備などを箇条書きにしてみましょう。


ここでのポイント!

 ご家族でみんなで話しあうことが大切。
キッチンのことはキッチンを使っている人に聞くのが一番です。リビングはみんなの場所。みんなでいろいろ話しあって広さや使い勝手を想像してみましょう。
引越し準備
現住まいが賃貸の場合は解約の手続きから、引っ越しの業者選定。
また電気やガス、電話などの生活に必要なものの切替、開始手続きなどもれがないかリストを作って確認しましょう。雑誌やインターネットなどでもリストを入手できるとおもいます。
面談・相談
Sai Designに設計のご依頼をお考えでしたら一度ご連下さい。
ご連絡を頂きましたら日程調整のうえ面談をいたします。面談ではお客様のご要望をお聞きし、私どもの設計の考え方や料金などについてお話をさせて頂きます。
また建物や土地の事などのご相談もお受けいたしております。
ご相談内容、ご要望をお聞きしたましたら少しお日にちを頂き、ラフプランを作成いたします。
(お渡しするラフプランは手書きのスケッチとなります。ご契約に至らなかった場合はご返却をお願いしております。)

面談、ご相談、ラフプランは無料です。ご連絡はこちらから。
土地探し
どのエリアにするか、交通の便や広さ、小中学校、病院、買い物などの利便性など、希望を箇条書きにしていろいろな物件を見てみましょう。

ここでのポイント!

希望には優先順位を付け、照らし合わせながら色々な物件を見てみましょう。
何件か見ていくと土地の大体の費用が分かってくると思います。
資金計画からおおよその土地費用を差引き建物に使える費用を検討してみましょう。